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2021-12-10
なぜCBDオイルを舌下に垂らすの?舌下摂取のメリットや副作用
CBDオイルを摂取する際には、舌下に垂らすのが最も一般的な方法の一つです。今回は、なぜこの方法が最も推奨されているのか?また、どうすれば正しい方法で摂取できるのか?をご紹介します。
CBDを舌下に垂らして摂取すると、分解のリスクを軽減し、より効果的にCBDが体内に吸収されます。舌下にある粘膜組織は非常に吸収性が高く、CBDを血流に直接運ぶ小さな毛細血管で満たされているため、この方法でCBDを摂取した場合のバイオアベイラビリティは12%~35%。経口法の最大10倍の効果があると言われています。とはいえ、CBDは目的や効かせたいタイミングなどにより、それぞれおすすめの摂取方法が異なるので、詳しくは「CBD初心者から愛用者まで。CBDオイルの種類・メリット・おすすめの使い方ガイド」をご覧ください。
少しだけお伝えすると、CBDを舌下投与する場合、下記のような方におすすめです。
・CBDを素早く体内に取り入れたい
・カプセルを飲み込むのが苦手
・CBDの吸収率を高めたい
・寝つくのに時間がかかる
また、CBDを舌下摂取した後に飲食や喫煙をすると、効果が薄れてしまうこともあります。この方法でCBDを摂取した場合、これらの活動を再開する前にしばらく時間を置くことをおすすめします。
衛生上の理由から、スポイトは口に入れないことをおすすめします。CBDオイルのボトルに唾液が入ると、バクテリアが発生し、CBDオイルの消費期限が早まる可能性があります。
ブロードスペクトラムやフルスペクトラムのCBDオイルの場合、オイルに強い苦味や土のような後味がすると感じるかもしれません。これは麻に含まれるテルペン類やフラボノイド類によるものです。ブロードスペクトラムまたはフルスペクトラムで抽出・製造されたCBDオイルには、植物のワックス、クロロフィル、テルペン、フラボノイドなどが1滴のオイルに詰まっています。
植物が持つさまざまな物質を同時に摂取することで「アントラージュ効果」を得られることは、広く研究されています。植物の特性をできる限りオイルに残すことで、自然に育まれた植物の効果を享受できると考えられているのです。もしどうしても味が気になる場合は、テルペンやフラボノイドが除去されたCBDアイソレートを摂取することをおすすめします。
CBDを舌下に垂らすことによる大きな副作用は知られていませんが、CBDを一般的に摂取する場合に考慮すべき点がいくつかあります。一部のユーザーは、口の渇き、血圧の低下、ふらつき、めまい、眠気などを経験したと述べています。CBDの摂取を考えている方で、何らかの処方箋薬を服用している方は、必ず医師に相談してください。
CBDオイルを舌下摂取する方法は、即効性があり、吸収率が高く、外出先でもすぐに取り入れられるため、自分のライフスタイルに合わせやすいという利点があります。日常的に取り入れたい、手軽にCBDを始めたいという方はぜひ試してください。
参考:WHY PUT CBD OIL UNDER YOUR TONGUE?